2014年10月29日水曜日

坂のまちのリノベーション

11月29日(土)に京都造形芸術大学の「秋の収穫祭」というイベントのひとつとして『坂のまちのリノベーション』と題し、特別講義を担当することになりました。

1時間ほどのレクチャーとその後はまちを歩きながらのフィールドワーク。

その準備のために尾道を歩いてきました。



カメラが傾いているのか、家が傾いているのか・・・。



土壁の上に板が貼られ、さらにはトタンで覆われ・・・
それがひとつずつ自然に剥がれ落ち・・・



左のピロティ部分の柱は重みに耐えきれず・・・
もしかしてはじめからスロープになっているとか・・・
















とまあぼくが「歴史的廃墟」と名付けた建物はそこかしこに、珍しくもなく建っているわけなのですが、しかしこうして写真に撮って家で見てみると宝のように面白く、貴重ですね。

魅力のあるまちです尾道。
最近は特にサイクリストがみるみる増えているのを感じますし、これからもっともっと増えるでしょう。

そんな坂のまちがどのようにリノベーションされているのか、もちろん建物はそうなのですが、ぼくはここで暮す人に焦点を当ててお話をしようとストーリーを練っているところなのです。