2013年7月26日金曜日

壁を塗る前に

色は勝負です。

色は心に染みこみます。

コレだっ!という色を出すために日々実験。こんなにたくさん塗ってしまいました。
それでも思いの色を出すのはなかなか難しいものです。



だんだんと違う色になってきたり、そうしたらはじめ思っていた色よりそっちの色の方が良く思えてきたり。いやいや、やっぱりはじめに描いた色を大切にしなければ。

今回は古い建物の改修で、数十年前の漆喰の上に下地処理をして塗るのでその質感も大切にしています。ペンキのように平らに、均一にならないよう、むしろ土壁のような存在感を、しかも軽く表現する。

ペンキだけだとどうしても均一に塗られてしまいますので、文字通り土を混ぜて質感を出してみるのはどうだろうかとひらめき、我が家の裏山から赤土を取って混ぜてみることにしました。

裏山から掘った「メキシコの土」















さてうまくいくでしょうか。
乞うご期待。