2014年1月31日金曜日

妄想は膨大する






建築だけではなく、楽しそうないろんなことに手や足や口を出せるのが田舎生活の面白いところです。
京都造形芸術大学の講師仲間でもある「なごみLABO」の仁城さんが何とも楽しそうなことを考えていて、ぼくもそれに協力することになりました。











井原に青野という地区があって、そこはブドウの一大産地なんですが、そこで育てられ収穫されたぶどうを使って、その場所でワインを醸造したい!という目標。

ワインをきっかけにブドウを育てたい人が集まり、収穫したい人が集まり、ブドウを踏んでワインをつくりたい人が集まり、それを飲みたい人が集まり、そのワインはいろんな場所へ旅立ち、いろんな場所で飲まれ、喜ばれ。

夢は楽しく、大きく描かれているのです。

青野の山の上からは青く輝く瀬戸内海が望め、その向こうには四国山脈も頭を出し、遮るものは何もない空が広がり、とにかくとっても気持ちがよいところ。
ぼくはそこに広がるブドウ畑の樹の下で、その畑で収穫されたブドウでつくったワインを、たくさんの老若男女と一緒に長ーいテーブルに座って飲みたい、という妄想を膨らませているのです。

実現へ向けレッツゴー!


もうひとつ、まちづくりプロジェクトiD尾道というNPO法人があるのですがそこの理事に就任しました。
リヤカーゴなど尾道を盛り上げるプロジェクトをいくつも企画している楽しい団体です。
今後の動きをお楽しみに。

2014年1月27日月曜日

設計の青山

「青山修也建築計画」(あおやましゅうやけんちくけいかく)

という名前は直球で良いのだけれど、

1. 字数が多い
2. カクカクしてる
3. 漢字ばかり

何かもっと

1. 字数が少なくて
2. 片意地はらなくて
3. まるい

名前の方がいいんじゃないかという声がありまして。

なるほどなるほど、確かにその通りのような。
ぼくが設計している空間は決してカクカクせず、片意地はらない空間ですし。
正式名称は

「青山修也建築計画一級建築士事務所」

漢字16文字とは長過ぎます、ぼくもつまずきそうになります。
短くしましょう。

ということで新しい名前を考えることにしました。

「設計の青山」

すばらしく分かりやすい。
メロディーまで浮かぶ、が、パクリはいけない。

しかし設計の○○というようにはじめに説明するやり方も分かりやすくはある。
リズムが大事だという人もいる。


これからしばらくはそんなことも考えながら、みなさんのご意見にも耳を傾けながら、春にはコレだっという名前に変わります。

2014年1月17日金曜日

2014 瀬戸内へ、東京へ

始発の新幹線に乗り、最終の新幹線で帰るという、長い一日、日帰りで東京へ。
雲ひとつない冬の東京らしい快晴。そういえば瀬戸内では雲ひとつない快晴という一日は少ないように思う。

東京で大変お世話になった建築写真家の方のご葬儀という悲しい悲しいお別れの旅だったのですが、恩師である鈴木恂先生の事務所のキリッと優しい変わらぬ様子や、後輩たちのガッツリ建築に向かい合う姿を見られてとてもうれしい旅でもありました。
















自転車を借り、代々木公園を通り抜け、いつも暖かく迎えてくれるルヴァンではずっしり重たいパンを買い、ギャラリーTOMでは彫刻展を。
東京はサイクリングでどこへでも行けることが大変な魅力。

自動車を最小限に排除し、しかもソーラーカーなどの化石燃料を使わない静かな車だけに限定して、もっともっと歩いている人や自転車や路面電車が道に飛び出して、街の中心になると面白いだろうなあ、と思う。

田舎とはまた違う自由さがありますね、東京には。



さて今年はこんな景色が見える島に




















こんな材料を使って面白い計画が実現するかもしれません。





















今年はやりたいことを全てやる。
この美しき瀬戸内にひつとでもたくさんの心地よい空間をつくっていきたいと思います。

2014年、どうぞよろしくお願いいたします。



 ラッキーなことにDr.イエローにも遭遇しましたし。