2014年6月21日土曜日

瀬戸の小島へ

これからぼくたちの乗るフェリーが向こうからやってきました。
今日はこのフェリーに乗って橋の無い島へ渡ります。
ヴェネツィアを思い出します。




フェリーに乗ると、ほんの10分程で初上陸する島が見えてきました。 
目的の建物も島の先っぽに小さく見えます。















上陸し、自転車に乗り、小さな集落を抜けていきます。
外壁は焼杉の家が多いみたい。
カニたちが片手を上げて迎えてくれます。
途中、中庭のあるこんな立派な佇まいの家もありました。 






















そして到着した目的地。
目の前に砂浜の広がる海沿いの建物です。
まさかこれほど海に近い立地でとは。

瀬戸内には魅力が溢れています。




2014年6月18日水曜日

ベーハ小屋

岡山の笠岡という町の山の方にはまだたくさんのベーハ小屋が残っています。
「ベーハ小屋」とは煙草乾燥小屋のことで、「ベーハ」とは「米葉(米国の葉)」をあらわし、それが「ベーハ小屋」と呼ばれるようになったそうです。

写真家の北田英治さんが益子、沖縄、台湾のベーハ小屋を撮った写真集があるのですが、岡山にもまだまだたくさんのベーハ小屋が残っていて、2年程前にお会いした時、是非岡山にも撮りにきてくださいとお願いをしたことがあります。

ぼくも車で走っていてベーハ小屋を見つけると写真に収めるようにしています。
この何ともひょうきんな表情、すくっとしたプロポーション、羽を広げたような屋根、愛嬌があるのです。

写真のベーハ小屋は笠岡と井原を結ぶR43沿いに佇んでいます。
現場に通う道中なのでいつもあいさつするのが楽しみなのです。




















水回り改修中の現場では壁塗りが始まりました。
その丁寧な仕事っぷりに見とれるばかり。

2014年6月5日木曜日

男らしく豪快なテーブルのつづき

男らしく豪快なテーブルのつづき。
材料が適当な寸法に切られたので板目や並びなどをチェックしました。
足になる材も50mm以上はあるので、3枚上に積み上げても倒れないのです。
もうこのままでも十分豪快ですが。

これからこの荒さを残しつつ、繊細に加工してもらいます。
よろしくお願いします。
















それとお風呂、洗面の改修工事がやっと動き始めました。
やっと、というのは消費税の問題だったり、関東の竜巻の問題だったり、TOTO海外工場の火災の問題だったりで、3月には着工したい予定がここまで延びてしまったのです。

このお宅は高性能な太陽光温水器を長年使われており、冬でも40〜50℃になるというそのお湯をなるべくエネルギーのロス無くお風呂、洗面、台所へ使うという仕組みを模索しました。
化石燃料を使うことをできるだけ少なくし、太陽や水、土、木などからの自然なエネルギーを上手に利用する方法は今後更に考えて行かなければいけないのです。
毎回いろんな試みをしています。