2013年9月20日金曜日

木を削る

設計作業ばかりをしていると、自分でも手を動かしたくなります。
特に現場で大工さんや職人さんたちが次々にきれいな仕上がりをしてくれているのを横目で見てると、ついつい自分でも同じように何かつくれるんじゃないかと錯覚を起こしてしまいます。

今年の春先にフリーマーケットで購入した板が長らく切られるタイミングを待っていたので、今日は工作の日に。シグソーという曲線も切れるのこぎりを使い、器のような、ブーメランのようなものをつくってみました。
幅が40cm余、厚みも3cmくらいある堅い堅い木(樹種は分からず)なので、ノコギリも煙をあげながら、悲鳴を上げながらのカット。

何でもいい、何かをつくったり、そのつくるものを考えたりすることは本当に楽しいですね。

さて、これは何に使おうかな。


2013年9月17日火曜日

ビズーBISOU オープン!

6月に解体工事を開始して、この暑い夏の真っ盛りに改修工事をしていた尾道のお店がついにオープンを迎えました。
築70年、近所に住む74歳のおばあちゃん曰く「わたしの小さいときにはもうこの建物はあって、同級生のお母さんがアイスキャンディー屋をしょうたんよ」ということですので、もしかしたら歴史はもっと古いのかもしれません。10年以上空き家になっていて、半分傾いてるような(文字通り)、ある意味戦前のバラック建築ですが、幸いなことに使っている木材はこの建物の規模にしては立派なものが多く、十分に面白い空間に甦ったと思います。

梁や柱たちは天井や壁にずっと長い間隠されていたものですが、今回はその骨組みを見せたいという思いで設計をしたので、梁も柱も表に現され恥ずかしい思いをしてるかもしれません。木造の骨組みは当時の大工さんの思いが伝わってくるようでいろんなことを物語ってくれます。

今日はそのお店のレセプションにお邪魔しました。たくさんの人たち、こどもたちが集まって休日の夕方の静まり返ったシャッター通りが賑やかに。ともしびが灯っていました。

尾道市久保2丁目5−24
0848-38-9700




2013年9月12日木曜日

LED電球 調光可

LED、エネルギーのことを考えるともちろんLEDではあるのですが、光の色、心地よさ、美しさではどうにも好きになれず不満を持ちながら採用してきたLEDですが・・・。

今回お施主さんが探してきた電球はすばらしいです。
クリアー球でさらに調光器対応。
今までのLEDは調光器対応といっても反応悪く、明るさもまちまちで冴えなかったのですが、これは白熱灯と同じくらい完璧です。

ぼくは調光機能が好きなので、必要とある場所ではなるべく調光スイッチを付けるように設計するのですが、今回は設計した段階ではまだこの電球のことは知らず、LEDを採用するのであれば調光が機能を果たさないけれど、かといってエネルギーのことを考えると今更白熱灯という選択はないだろうし。近い将来、こんなLED電球が発売されたらいいなあと願っていたまさにそんな電球です。

建築家、専門家の間でもまだあまり知られていないのではないでしょうか。

コレは、おすすめです。

ライト・照明の専門店 beaubelle(ボーベル)
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