2014年7月17日木曜日

改修がひとつ完成


トイレの改修に続き、お風呂回りの改修を行っていた住宅がひとつ完成しました。
洗面室の壁の仕上げは薄いグレーの漆喰を塗り、明るくかつ湿気も調整できる仕上げにしました。
扉は長年の汚れが染み付いた既存のものを洗い、オイルを塗り直して甦らせました。
当初は新しい扉に付け替える計画でしたが、捨てなくて良かったと実感。
長年連れ添った夫婦のようなもので30数年の歴史は偉大です。



勝手口から通じる通路部分の天井と壁、欄間との取り合い部分。
欄間には明かりとりのためガラスを、壁には杉の羽目板を貼りフックでもたくさん取付けて合羽を掛けたり、月桂樹やヨモギを乾燥させたり、タマネギをぶら下げたりしてもらいたいとの思いです。



その通路部分の床(真ん中)と壁(奥)、既存の台所の床(手前)の取り合い部分。
床は汚れた足でも気にせずガシガシ歩いてもらえるように杉のフローリングに柿渋を塗っています。























これから使われていくうちにこの木がどのように変化していくのか楽しみです。