2013年5月24日金曜日

ああここもだ

蓋を開けるとあらららら・・・。

たぶん扉を付け替えたのでしょう。先に扉が腐ってしまったのか、それとも壁が壊れたのかは分かりませんが、壁の中の間柱はシロアリにやられてすっかすかです。 扉を小さくした部分の隙間には新たな材を差し込んであるのですが、なんともいい加減なお仕事で。
なんと壁がたわんでいます。
そしてこちらは屋根崩壊、雨漏りぴちゃぴちゃ。
屋根の上に登ってみると、樋はつまり、勾配はなく、水が溜まっている状態。そして片方の縦樋は増築された壁の中に隠されてしまっている。
月日を考えると仕方がないのかとも思うのですが。













しかししかし、何とかしてあげたいですね。こんな建物でも丁寧に手を入れてあげれば甦るものです。一般世間からは見捨てられたような建物でも、ゆっくりと息はしているはず。応急処置で適当に処置されたので、時間が経つとやっぱりそこがまた痛んでくる。家も体も機械もモノも同じなのですね。

壊して新しいものをつくるだけではないやり方というのがいろんなところで実践されています。そこからきっと何かが生まれてきます。今はそんな時代。