11月29日(土)に京都造形芸術大学の「秋の収穫祭」というイベントのひとつとして『坂のまちのリノベーション』と題し、特別講義を担当することになりました。
1時間ほどのレクチャーとその後はまちを歩きながらのフィールドワーク。
その準備のために尾道を歩いてきました。
カメラが傾いているのか、家が傾いているのか・・・。
土壁の上に板が貼られ、さらにはトタンで覆われ・・・
それがひとつずつ自然に剥がれ落ち・・・
左のピロティ部分の柱は重みに耐えきれず・・・
もしかしてはじめからスロープになっているとか・・・
とまあぼくが「歴史的廃墟」と名付けた建物はそこかしこに、珍しくもなく建っているわけなのですが、しかしこうして写真に撮って家で見てみると宝のように面白く、貴重ですね。
魅力のあるまちです尾道。
最近は特にサイクリストがみるみる増えているのを感じますし、これからもっともっと増えるでしょう。
そんな坂のまちがどのようにリノベーションされているのか、もちろん建物はそうなのですが、ぼくはここで暮す人に焦点を当ててお話をしようとストーリーを練っているところなのです。