2014年4月1日火曜日

SPRING TRIP TO TOKYO

冬から春へと季節の変わる隙間に東京へと旅をしてきました。
出発の朝は−0.5℃の寒さだったのに、帰る日の最高気温は21℃というまさに季節の変わり目。
今年も東京の桜を見ることができました。

何より驚いたのは東京の建設ラッシュ。
まるでバブルのような勢いであらゆる場所で工事が進んでいました。
ぼくが暮していた代々木上原周辺は特にひどいようで、ちょうど築30〜50年辺りの建物がつぎつぎに壊され、工事中の現場がそこかしこ。
建築看板を見ると設計者のほとんどが大手のデベロッパーやハウスメーカーなので残念ながらこれでは良い建物は期待できそうにありません。
目には見えないお金だけがグルグルとめまぐるしく、加速を続けながら回っている印象を受けました。















Y字路にあったお庭の素敵な住宅も取り壊され・・・。
時々アボカドを買っていたトラックの八百屋さんはいつもの場所に健在。




長い改修を終えた東京都美術館。
派手さはないけれど確かな美しさ。



まるで中米にでも来ているような建物にも出会いました。


さて4月の始まり、瀬戸内の春をいっぱいに感じましょう。


2014年3月19日水曜日

コツコツ進行中

現在改修中の木造3階建て、先日の地震でも被害はなく、こつこつと作業が続いています。
押入の壁の下地からこんな新聞紙が出てきました。
英字新聞です。
なぜだか上下逆さに貼られているのですが、とても几帳面な仕事っぷりが伝わってきます。

これはきれいに剥がして保存しようという話になり、土壁から丁寧に取ろうとする職人さんたち。






夕方になると窓の外はこんな色に染まり、こんな風景が見えてきます。






2014年3月4日火曜日

ワイン列車で行こう♪

先日紹介しました「ワイン特区で夢見る会」in 夢やすらぎ号が楽しく、盛大に無事発車しました。
まるで大型バスのような一両編成の井原鉄道、初めて乗ったのですがとっても良かったです。
井原鉄道は広島県の西の端、神辺駅から岡山の総社駅までの40km余をほぼ東西一直線に走る列車。
ちょうど鉄道と並ぶようにR486という道路が通っているのですが、車から見える景色とはまた違い、知らない場所を走っているようでした。

ワインを飲むために列車に乗るという初めての体験は、今まで移動手段としてだけ考えていた列車の使い方を改めて考えさせてくれるものでもありました。
今やほとんど列車に乗らない生活をしているので、切符を買うにもドキドキ、改札を通るにもドキドキしてしまうようになったぼくは本を読む、文章を書く、物事を考える、人を見る、風景を見る・・・ために列車に乗るのも楽しいことなんだなと再発見。

田舎での列車の使い方、可能性広がりそうです。

・時速40~50kmというスピードで見る景色がぼくは好きなので、その早さで走ってくれる列車があるといいなあ。

・ガタンガタンというリズムは良いけれどあの音は気になるので、できるならスーッと音もなく走ってくれる列車がいいなあ。

・空も見える長い天窓のある列車があるといいなあ。

























イベントの後はこれまたローカルな福塩線という列車に乗り、福山駅まで、そこから歩いて実家へ帰りました。
久しぶりに列車に乗って歩いて家に帰るという移動の仕方。
都会では当たり前のことですが、田舎ではそういう移動がなかなかできないのです。
街が見えてやっぱり車より良いですね。


福山図書館の佇まいもすっかり街に馴染んでいます。









2014年2月25日火曜日

廃屋からの復活

ビズーに続きまたもや同じくらいに古い木造3階建てを改修しています。
そうなんです、何とこの歴史的な廃屋は恐ろしいことに木造で3階建てなのです。
3階からは穏やかな尾道水道が望める、まさにここにしかない眺望。
ちょっとだけ傾いていますが・・・。
この歴史的な廃屋をゲストハウスと店舗に生まれかわらせるのです。






階段は約60度!それがなかなか上りやすい。 




そして尾道では今日も物語のたっぷり詰まった歴史的建物が壊されているのです。
今あるものを財産だと考えて使わなければこの街はこの街でなくなってしまうのです。

2014年1月31日金曜日

妄想は膨大する






建築だけではなく、楽しそうないろんなことに手や足や口を出せるのが田舎生活の面白いところです。
京都造形芸術大学の講師仲間でもある「なごみLABO」の仁城さんが何とも楽しそうなことを考えていて、ぼくもそれに協力することになりました。











井原に青野という地区があって、そこはブドウの一大産地なんですが、そこで育てられ収穫されたぶどうを使って、その場所でワインを醸造したい!という目標。

ワインをきっかけにブドウを育てたい人が集まり、収穫したい人が集まり、ブドウを踏んでワインをつくりたい人が集まり、それを飲みたい人が集まり、そのワインはいろんな場所へ旅立ち、いろんな場所で飲まれ、喜ばれ。

夢は楽しく、大きく描かれているのです。

青野の山の上からは青く輝く瀬戸内海が望め、その向こうには四国山脈も頭を出し、遮るものは何もない空が広がり、とにかくとっても気持ちがよいところ。
ぼくはそこに広がるブドウ畑の樹の下で、その畑で収穫されたブドウでつくったワインを、たくさんの老若男女と一緒に長ーいテーブルに座って飲みたい、という妄想を膨らませているのです。

実現へ向けレッツゴー!


もうひとつ、まちづくりプロジェクトiD尾道というNPO法人があるのですがそこの理事に就任しました。
リヤカーゴなど尾道を盛り上げるプロジェクトをいくつも企画している楽しい団体です。
今後の動きをお楽しみに。

2014年1月27日月曜日

設計の青山

「青山修也建築計画」(あおやましゅうやけんちくけいかく)

という名前は直球で良いのだけれど、

1. 字数が多い
2. カクカクしてる
3. 漢字ばかり

何かもっと

1. 字数が少なくて
2. 片意地はらなくて
3. まるい

名前の方がいいんじゃないかという声がありまして。

なるほどなるほど、確かにその通りのような。
ぼくが設計している空間は決してカクカクせず、片意地はらない空間ですし。
正式名称は

「青山修也建築計画一級建築士事務所」

漢字16文字とは長過ぎます、ぼくもつまずきそうになります。
短くしましょう。

ということで新しい名前を考えることにしました。

「設計の青山」

すばらしく分かりやすい。
メロディーまで浮かぶ、が、パクリはいけない。

しかし設計の○○というようにはじめに説明するやり方も分かりやすくはある。
リズムが大事だという人もいる。


これからしばらくはそんなことも考えながら、みなさんのご意見にも耳を傾けながら、春にはコレだっという名前に変わります。

2014年1月17日金曜日

2014 瀬戸内へ、東京へ

始発の新幹線に乗り、最終の新幹線で帰るという、長い一日、日帰りで東京へ。
雲ひとつない冬の東京らしい快晴。そういえば瀬戸内では雲ひとつない快晴という一日は少ないように思う。

東京で大変お世話になった建築写真家の方のご葬儀という悲しい悲しいお別れの旅だったのですが、恩師である鈴木恂先生の事務所のキリッと優しい変わらぬ様子や、後輩たちのガッツリ建築に向かい合う姿を見られてとてもうれしい旅でもありました。
















自転車を借り、代々木公園を通り抜け、いつも暖かく迎えてくれるルヴァンではずっしり重たいパンを買い、ギャラリーTOMでは彫刻展を。
東京はサイクリングでどこへでも行けることが大変な魅力。

自動車を最小限に排除し、しかもソーラーカーなどの化石燃料を使わない静かな車だけに限定して、もっともっと歩いている人や自転車や路面電車が道に飛び出して、街の中心になると面白いだろうなあ、と思う。

田舎とはまた違う自由さがありますね、東京には。



さて今年はこんな景色が見える島に




















こんな材料を使って面白い計画が実現するかもしれません。





















今年はやりたいことを全てやる。
この美しき瀬戸内にひつとでもたくさんの心地よい空間をつくっていきたいと思います。

2014年、どうぞよろしくお願いいたします。



 ラッキーなことにDr.イエローにも遭遇しましたし。