「男らしく豪快なテーブル」がついに完成したので、神戸まで納品に行ってきました。何しろ天板は1m50cmの正方形で厚みが5cmもあるので男二人で持ち上げるのがやっと、手を滑らせ倒してしまったら板もぼくも傷がついてしまいます。大汗をかきながらやっとのことで無事運び込むことができました。景色の良い、目的の場所へバッチリ設置し、最後の防水ワックスを塗って完了。広い部屋にこの存在感。松ヤニがちょっと出てしまっていますが、普通は家具には使わない松、それも広島県産の自然乾燥材を使って、広島でつくる。建築も地産地消ができると良いです。
こちらは岡山県西粟倉村の杉の間伐材を使った同じく「男らしく豪快な」本棚。
無塗装の白木状態でまずは使ってもらい、焼け具合を見て塗装をするかどうか決めようと考えています。
木目を塗りつぶさず、黒に塗るのも良いかもと帰りのトラックの中で考えていました。
どちらの材料もこれからのぼくの建築を考える上での挑戦的、実験的な試みのひとつです。
今後の経過が楽しみなのです。