そんな同級生の中に小学校の頃から一緒にサッカーボールを追いかけた幼なじみの看板屋さんがいる。彼はぼくの周りでは珍しく絵を描くのが好きで、美大に進み、大学時代には展覧会のお祝いに青春十八切符を片手に駆けつけたこともあるし、ぼくの写真展のときには看板を描いてもらったこともある。もう30年以上の付き合いになるのかな。
今日は外装のリフォームをお手伝いしたマンションの看板をお願いしに行く。チェッカープレートの階段と大きな作業台、万力、各色そろったカッティングシート。わくわくする空間。
ちなみに今回は仕事を依頼してくれたのも高校の同級生。こうして友だちの輪がどんどん大きくなったり、たくさんできたりして、そこにいろんな重なりが発生していくと繋がりはますます広がる。福山市は人口46万人ほどの都市ではあるけれど、一人を介せばほぼだいたい繋がる関係ができてしまうという、大都市にはできない地方都市ならではの関がを築けるのも面白いことだなあ。