2014年5月31日土曜日

男らしく豪快な地松発見

そして早速男らしく豪快なテーブルのための材料を見に神石の材木屋さんへ行ってきました。
材木屋さんというのはいつ行ってもどこへ行っても興奮するもんですが、今回はいつもにも増して大興奮。
ぼくが使いたいと考えいる国産で、できれば広島県かこの近辺産で、地松といわれるもので、さらにしっかり乾燥させてあり、厚みが仕上げで50mmとれるもの。
節や割れはあったとしても力強い木目があればそれは問題ない。

まさにそんな材料が目の前に用意されてありました。
もう30年以上前に切られ、今まで乾燥させられていたようです。
そしてこの松が生えていたのもこの近辺だとか。
先代の頃の話なので詳細不明。

カタログではなく、こうして目で見て材料を選べると言うことはとっても幸せです。
ありがたい。

これは楽しみ楽しみ。
しかし、腰が抜けるくらい重いだろうなあ。


2014年5月28日水曜日

空に近い風景

神戸の北野の坂をほぼ上りきった場所に古くから佇むマンションへ行ってきました。
この部屋の家具をつくったり、みつくろったりするというインテリア計画が今回のお仕事。

大学では「インテリア計画 I/II」という授業を受け持っているので生徒になった気持ちで取り組んでいます。

やっとエントランスについた頃には膝はガクガク、足はブルブル、息は切れ、額からは汗がしたたるほど、そんな坂道を上りきり振り向くと、それはそれはすばらしいパノラマ。
神戸の街はもちろん、大阪湾をぐるーっと見渡せる、まるで「魔女の宅急便」のキキがお使いを頼まれて飛び立つときのようなそんな風の吹く景色が広がっています。
背後には六甲山も迫り、緑も美しく。

もちろん部屋からも同じようなパノラマ。
巨大なヒマラヤ杉と楠木が歴史を感じさせてくれます。

まさにここは空に近い風景。

椅子をいくつか発注し、ラグや照明、ソファーなどを見るためにショールーム巡りをしました。
久しぶりに洗礼されたデザインを見るのは気持ちがいいもんです。

ここには1.5m角の正方形の男らしく豪快なテーブルをつくります。
楽しみ楽しみ。